みもろ とは? 混合物・混在 エッセイ・小論など





感動の「種」を大事にする





出会ったときに「これはすごい」という感動を受けたとします。
後から考えればささやかな事かも知れません。
しかし、たった一人のこの感動が始まりです。

森の中の沢山の種子は、
ほとんどは芽吹かなかったり、少し育って枯れてゆきます。
西表島の森の中を歩いているときに、
細い枯れ木のあまりの多さに驚いたことがあります。
でも、それがあるから森は豊かで、健康なのでしょう。

どのような木になるか分からないけれど感動という「種」を大切にして温めてゆきたいと考えています。
それでも、枯れてゆく種が沢山あるでしょう・・・。

今の自分にはよく分からないのだけれど、「これはすごい」
そんな出会いと、
それについてのより深い理解が得られたとき、
深く、大きな喜びが生まれます。





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